バトン

「そして、バトンは渡された」を読んだ

本当の主人公は森宮さんだったのかもしれない

彼はバトンを渡され、しっかりと次に繋いだ


読み終わって晴れやかな気持ちを感じつつ、「渡すバトンも、その先もない私はどうすればいいんだろう」と思った


自分のためだけに生きていこうとしているのが、本当にこれでいいのかと急に不安になった



バトンにはいろんな形があるのかもしれない

本作ではそれが「大事な人の未来を次の人に託すこと」だったけど、私にとってのバトンは何になるんだろう