科学と倫理と

性と愛の脳科学を読み終わった

とても難しく、残酷な話だったと思う

多くは動物実験からの推察だったため、人間もそうだとは断定はできない。しかし生まれや環境で多くのことが決まるというのはある程度事実なんだろう


最後の方には研究結果をもとにオキシトシンを使った治療が示唆されていたけれど、それは恐ろしいことのように感じた

ホルモンを注入されて思考や行動をコントロールして、本当にその人だと言えるだろうか

とはいえ良くない思考や行動もホルモンや遺伝子によって起きるならそれを同じやり方で相殺するのは問題ないような気もする